木村権右衛門

▶ 木村権右衛門への返済について

 ・高利貸しの「鬼権」と言われている木村権右衛門が28万円から7万円を減額して円満解決とのこと


▶ 木村権右衛門の寄贈の門

 ・大谷派本山の末寺である生野区の安泉寺に「鐘桜門」寄贈している


▶ 安泉寺の説明と「鐘桜門」について

安泉寺は、徳川時代、村内の戸籍を預かり、寺子屋を開設していました。明治5年に猪飼野小学校となり、明治20年に平野川対岸の木野村小学校(宗玄寺も開設)と合併して、鶴橋尋常小学校が建設されるまで村内の子供たちの教育にあたって来ました。学校が創設されてからも13世住職猪甘教導、14世住職猪甘俊譲は、寺務のかたわら村内の児童の教育に情熱を注いでおりました。現在の本堂と庫裡と併せて大正14年春、住職檀信徒協力して全面的に改築したもので、南面を西面本瓦葺に変え、太鼓桜を廃し、鐘桜門とし、井戸屋型手洗所を附属しました。鐘桜門は木村権右衛門氏の寄贈によります。平成6年に至って、境内南西隅にあった猪飼野若中会館(旧鶴橋青年団猪飼野分団会館)を、村内南50mの場所に移築し、老朽化した庫裡を廃し両跡地に安泉寺門戸会館と庫裡を新築し、本堂の全面補修を実施しました。